傷だらけの天使 Vol.1
萩原健一
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
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発売日: 2001-07-21
発売元: バップ
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テレビドラマの最高傑作
私は「傷だらけの天使」を超えるドラマをまだ知らない。
ギャグとペーソスのたたみ掛け。人間として、男として大切なものは?という問いかけ。そして、ファッションやクルマ、音楽などアイテムのカッコよさ。
放映当時、自分は小学5年生だったが、中学生の頃から何度も繰り返し放映されていた再放送を見続けて、台詞を完コピしてしまったほどだ。
第1話は若き深作欣二の監督作品。まだ「傷だらけの天使」のスタイルが完成されてるとは言えないが、すでに「ギャグ」「せつなさ」「純情」というすべての傷天要素が揃っている。そして、恩地日出夫監督の第2話では、その後のシリーズのスタイルがすでに完成されているのは驚き。
言うまでもなく萩原健一、水谷豊のツートップと、それを支える岸田今日子・岸田森の従兄弟コンビがビッグ4だ。
マニア的には、第1話の小暮修の指名手配写真の表情に注目。第二話は緑魔子の色気と怪演が見もの。
この「傷だらけの天使」のスタイルは、その後、松田優作の「探偵物語」へと継承される。
衝撃の第一話
「物を食う」演技、モノクロ写真のインポーズ以外、ほとんどそれだけのオープニングは衝撃だった。わざとらしいポーズをとる訳でもないひたすらカメラの前でむさぼり食うショーケンの演技は凄い。とにかく旨そうだし、汚い面だがいかした服装そしてそのなりふり構わない野良犬のような様が傷天の全てを集約しているように思う。そんな生活をしてみたいとちょっと思わせる代々木ビル屋上での生活、ショーケンを喰ったとまで言われた水谷豊の演技、岸田今日子・岸田森の上品だが異様なコンビ、ホーン・ユキのお色気などTVでは観たことのない世界が広がっていた。M.ディートリッヒの歌?と思われる事務所内に流れるコントラルトの声も観る人に条件付けさせる小道具として面白かった。第一話は、オープニング曲から連続して遠景から撮った屋上で素っ裸のシーンも強烈。バイクスタントを使って強くもないのに相手をボコボコに叩きまくる明日も知らない野郎の生き様が格好よくて、子供ながらにはまってしまいました。
PYGでのショーケンの僚友・井上堯之バンドのブギウギ風のサウンド、クールに着こなしていたビギのファッション、今更言うまでもない監督・脚本陣の挑戦的・実験的な展開、そして罪は犯しても人間としての「正義派」を描き続けたと言えるこのシリーズは語り継ぐべき作品集である。
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